彡(ﾟ)(ﾟ)で分かるグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」

J( ‘ｰ`)し　まったく　あの子たちは働きもしないで毎日ぐうたらしてばかり

J( ‘ｰ`)し　そろそろなんとかしないと暮らしていけないわね

J( ‘ｰ`)し　もう森の奥にでも置いてきましょうか

母親はニートの子を捨てることにしました　生きるためには仕方がなかったのです

(´>ω<｀) 　ﾑﾆｭ、もうあしゃ？　

彡(ﾟ)(ﾟ)　ファッ！？なんやこれ！おいマッマ早よ縄ほどけや！

J( ‘ｰ`)し　お母さんはこれ以上あんたたちを養えません　今から森に置いてくるのでたくましく生きてください

彡(ﾟ)(ﾟ)　そんなん生きていけるわけないやろ！

母親はトラックのエンジンをかけ、森の奥へ奥へと走っていきました

彡(ﾟ)(ﾟ)　（でも縄はほどけそうにないし　どうしたらええんや・・・）

彡(ﾟ)(ﾟ)　（道しるべにしようにも小石もパンもないしな・・・）

彡(ﾟ)(ﾟ)　・・・・・・

彡(ﾟ)(ﾟ)　（せや！）

ヘンゼルはなにかを思いつきました

(´・ω・｀)　なあにお兄ちゃん

彡(ﾟ)(ﾟ)　このままやとワイらは森の奥で飢えるか、熊にでも食われるかのどっちかや

彡(ﾟ)(ﾟ)　せやから、帰ってくるためにお前の力を貸してほしいんや

彡(ﾟ)(ﾟ)　ええか？

(´・ω・｀)　僕にできることならなんでもするよ　まだ死にたくないからね

彡(^)(^)　よっしゃ決まりやな！　ほな・・・

ヘンゼルはグレーテルの右足に噛みつきました

J( ‘ｰ`)し　なあに騒がしいわね　おとなしくしなさい

彡(ﾟ)(ﾟ)　コラクソ原住民！　黙っとれ！

(´;ω;｀)　だって手が・・・足が・・・痛い・・・

ヘンゼルの噛みつきによって、グレーテルの右足の指は取れてしまいました

彡(ﾟ)(ﾟ)　ほんでこれを、こうや！(ﾌﾟｯ

ヘンゼルは噛みちぎったグレーテルの指を、一本ずつ荷台から捨てていきました

彡(ﾟ)(ﾟ)　道しるべにするもんが他になかったんや　すまんな

(´;ω;｀)　あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！ ！！！

(´;ω;｀)　あああああああああああああああああああああああああああああああ！！！！！！！！ ！！！

その後もヘンゼルはグレーテルの足を噛みちぎっては捨て、噛みちぎっては捨てました

グレーテルはなんとか逃げようと抵抗しましたが、縛られてるせいで動けません

ヘンゼルの尖った口が自分の体を奪っていくのを、じたばたしながら見つめるだけでした

(´;ω;｀)　おにい・・・ちゃん・・・

(´;ω;｀)　殺す・・・

(´;ω;｀)　殺す・・・

彡(ﾟ)(ﾟ)　あー不味かった

J( ‘ｰ`)し　・・・？　グレーテルの下半身、うちに置いてきちゃったのかしら

彡(ﾟ)(ﾟ)　マッマはうっかりさんやなあ　まあええわ、早よ縄ほどいてや

J( ‘ｰ`)し　はいはい

（´｡ωﾟ`）　・・・

彡(ﾟ)(ﾟ)　おい返事しろや

（´｡ωﾟ`）　・・・

彡(ﾟ)(ﾟ)　（ああ、車酔いで具合悪くなったんやな・・・）

彡(^)(^)　（ゆっくり寝かしといたろ！）

彡(^)(^)　ほな、起きたら帰って来いよ　血痕を頼りに行けば分かるからな

（´｡ωﾟ`）　・・・

ヘンゼルは眠っているグレーテルを置いて、家路を急ぎました

彡(ﾟ)(ﾟ)　6時試合開始やし、急いで帰らな（アカン）

J( ‘ｰ`)し　ふう

J( ‘ｰ`)し　これであのお荷物ともおさらばね

J( ‘ｰ`)し　とりあえずあいつらの私物でも売って生活費にしましょう

J( ‘ｰ`)し　ええとこのパソコン・・・データ消さなきゃね

J( ‘ｰ`)し　・・・ん？　なにこのフォルダ・・・あら、まあ・・・

J( ‘ｰ`)し　・・・・・・

彡(^)(^)　マッマ、ただいま　運動したら腹減ったわ、飯は

J( ‘ｰ`)し　あら、丁度いいところに来たわね？　この隠しフォルダなんだけど

彡(ﾟ)(ﾟ)　やややや勝手になにしとんねん！やめてくださいよ！ 殺すぞ。ムカつくんじゃ！

J( ‘ｰ`)し　開けてみたんだけど・・・ちょっとこっち来なさい？

彡(ﾟ)(ﾟ)　あっ・・・

ヘンゼルは恥ずかしさのあまり走って逃げました

それっきり帰ってくることはありませんでしたとさ

めでたしめでたし